ツールアプリに思うこと

たまたま見た記事 (正確には昔RSSリーダーに放り込んで最近は完全未読リストになっている記事)
制限の中でクリエイティビティを発揮するギャラリー·tray MOONGIFT
の、

シンプルなサービスほど制約があるべきです。2ちゃんねるはずっとテキストオンリーで、画像を貼付けたりできません。しかしそのお陰でAAが発展したり、画像を見るまで何が出るか分からないドキドキ感を創出しています。

とは言え単に制約を強くすれば良いというわけではありません。問題はその制約をユーザが気持ちいいと感じられるか、制約の中で実現手段を考え、より創造的になれるかです。これは運次第とも言えますが、あらゆる機能をユーザに提供しようとする考えは必ず失敗につながります。

がいいと思ったのでメモしておこうと思った。


もし自分が理想のツールアプリを作ろうとする事があるとすれば、
ユーザの創作意欲を刺激することをまず重視しなければならないと思う。
ゲーム作りのような意識を持って、ユーザが何度でも触りたいと思うようにしたい。


最初に見える画面はシンプルにして、ツールの可能性に対してユーザが不自由を感じるぐらいに、
不自由な中でも、ユーザの本来の目的は一応達成できる程度に。
ツールに熟練することで、もっと便利な機能を発見できるように。
そのような設計はFirefox 1.0が1つの理想的な形をしていたように思う。