受験勉強とかの一定期間の勉強において、大きな成果を上げる人と、そうでもない人が
いると思います。
まあ少なくとも、全員全く同量の学力レベルのシフトが起こるわけではないわけです。
個人差ができる要因については色々あるでしょうが。
何となく今私が思うのは、それぞれの学生に、論理思考力、暗記力、想像力、論理解決力…ケセラセラエトセトラ
(適当な命名ですけれども) こういったパラメータを見る事ができるのではと。
で、一つの要因としてこれらの能力が高い方が、学習はしやすかろうと。
また、これらの能力自体を高めることも、普通の努力で可能だろうと思うわけです。
で、むしろ、若いうちは。
分化した知識を取り入れるよりも、基礎能力面の強化を行っておく方が、
学習の手順としては効率がいいのではないかと思ったりします。
数学や物理をやる前に、十分な論理力が身に付いていたとすれば、
途中での躓きが相当数減り、かなり楽な道になるんじゃないかなと。
何をやるにしても、暗記力が高ければ便利ですし。


現行の教育について思うのは、
やはり「勉強嫌い」という生徒を作ってはいかんだろうと。
嫌わせてどうすんねん。元も子もないやん。みたいな。
成績評価に重点を置いた教育ですと、
良い成績をとる生徒の動機付けは上がりやすいのですが、
逆の方はとことん落ち込んでいきます。
いや。
「見込みの無い者はガンガン見捨てても、少数の精鋭が育てば良いのだッ!!」
というポリシーがあるんなら、それはそれで結構なのですが、
いや。でも。それならそれでもっといいやり方が有るんじゃないか?
で、まあ。おそらくは。
「見込みの無い者もとりあえず可能性は残してやって、少数の精鋭が育てば良いのだッ!!」
ぐらいのポリシーでしょうか。今の教育の体制というのは。
ただ、なんというか。
「見込みの無い者もとりあえず可能性は残してやって」
ここんとこ、やっぱ余計な気がします。もうかなりダメっぽかったら潔く
「専門学校行って手に職でもつけてこーいッ!!」
「いっそミュージシャンでも目指して上京してこーいッ!!」
とか、何で言わんかなぁ。
それはやっぱ、まずいのかねぇ。
脱落者が本当にいなくなっちゃうと、脱落者予備軍が脱落者枠に入ってしまって、
階層構造が下の方からぼろぼろ崩れていって、首都には売れない若いミュージシャンで
溢れると。これはまずい。