ダイソーで買い物してる時に店内に流れてた歌が良かったので、
記憶に残っていた歌詞「流れに逆らう生き方も」をGoogleで検索して、
その曲名が「パンとピストル」であることが判ったわけです。
便利な時代です。
バンドのグループ名が「THE NEUTRAL」なのですが、
実は常々わたくしはもし「好きな言葉は?」と訊かれたら「ニュートラル」と
答えようと思っておりました故、なんか考え方似てるのかもとか思ったり。
オフィシャルサイトの方に作詞の方の日記がありまして、これもちょっと好みの感じです。


歌やら詩やら小説やら、言葉志向の創作物が沢山あって、
たまには、ひどく鮮烈的で美しい印象を与える短い台詞に出会うこともあるわけです。
その言葉に反応するのが私だけの場合もあるし、ある一定の人々であることもあるし、
老若男女広く一般に受ける場合もあるかもしれません。
「流れに逆らう生き方も…」とかも、そんな印象を与える素敵な台詞だと思いました。
これはこれ、素晴らしいとは思う一方で、ひょっとするとこの手の言葉は
あるいはいわゆる光り物の一種なのかもしれないなと、考えたりもします。
なんというか、例えばダイアモンドは永遠の輝き、確かに美しいものではあるわけですが、
その美しさは真に価値あるものかといえば、そうでもない、と見る人もいるわけです。
美しさを感じる言葉というのも、装飾的な魅力に眼を釣られているだけで、
その中身は何か真実を語っているようで実は何もない、あるいは役立たず、
まあ取り立てて褒めるほどの物でもないとか、そういう事もあるのかもしれないと。