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「テロに屈しない」というコメントは、あまり好きじゃない。
勝ち負けで語る首脳が多いけれど、勝ってめでたいような話でも無いと思う。


テロ行為で国の意志を変えることができるとは、正直、思えない。
かえって反発を煽る結果になる可能性は高いし、もっと根本的な問題として
数百人程度の被害者では、国家に与えるダメージにはならないんじゃないかと思うのだ。
人の命を軽視しないにしても、せめて人口の何パーセントという数値でなければ、
国全体で見れば痛くも痒くもない、そんなレベルでしかないんじゃないか。


日本で1%なら、120万人。


テロリストは正直なところ、テロで世界が変わると信じているんだろうか。
他にもっと良い方法が無くて、最善の方策としてテロを選んでいるんだろうか。
何のために命がけで戦わなければならないのか。
それとも、下っ端がいいように使われているだけで、上層部には別の利益があるんだろうか。


あるいは、単なるヤケクソの憂さ晴らしなのかもしれない。