心の病

ぶっちゃけた話、「リング」を観た後しばらくは、ビデオを再生するのが怖かったです。


子供の頃、トイレの花子さんの類の話を聞いてからは、夜の学校やトイレ、階段、午前0時の鏡、洗面器、
それらが不吉な存在に感じられ、できれば近づきたくない、訳あって近づかざるを得ないときは怖くて仕方がない、
そんな事がよくありました。


病的と言うレベルではないでしょうが、これは一種の心の病なのだと思います。
本来なら(常識的には)危険のないものに対し、不安を感じて遠ざけようとする。
子供心にも、そういった霊的なものの存在を本気で信じていたわけではないですから。


私はPTSDには掛かったことがないので、…掛かった人はあまりいないと思うので、
実際どういう感じのものかわからない人が多いと思うのですが、
そういう、何かが怖いという状態が強化されたものと考えればいいんじゃないかと思ったのです。