思い出さないクセ

ひらがなで打てば、候補となる漢字が列挙されその中から選択すれば良いから、漢字の形を思い出す必要は無い。
言葉の詳しい解釈は辞書を見れば載っているから、細かい用法を覚えている必要はなく、思い出さなくても
その都度辞書を引けばよい。
「アレ」と言えば話の分かっている相手には通じるから、「アレ」を具体的な言葉になるまで思い出そうと
しなくても、抽象的なイメージが脳裏に浮かぶ程度でよい。
詳しい使い方はGoogleを引けばすぐ出てくるので、検索語まで思い出せれば使い方を思い出さなくてもよい。
詳細な資料はあの辺りの書類のどこかにあるから、資料の内容は思い出さなくてよいし、
それが本当に必要になるまでは書類の位置も思い出さなくてよい。


最近物忘れが多いのは、こんなことばっかりやってるせいではないかと思い始めた。
覚える努力もしてないけれど、少し頑張れば思い出せることを思い出す訓練を怠っているので、
情報読み出し能力が衰えているんじゃなかろか。