みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会

ネーミングからして、美学が感じられない気がします。
構成員のやるきなさが滲み出ているように感じます。


靖国神社に参拝する人間を、何種類かに分けて私は見ています。

  1. 戦没者に哀しみと愛おしさを感じる人間
  2. 意志のある軍国主義
  3. 意志のない軍国主義


軍国主義はもはや時代からかけ離れた思想ではあります。私も否定の立場をとります。
ですが、全てに否定されようがそれを貫くというのであれば、それも一つの生き方ではあります。
他に惑わされず一つの正義を信じて生きる姿は、その正義が何であれ一定の好意を私は感じられます。
そういう意味で、2のタイプも嫌いではないのです。


2と3の違いは例えば、正義のために自決できるかどうか、という違いだと思います。
あるいは、実際に刃を向けられる状況においても、思想を変えないかといった事です。
魔女狩りにおいて、魔女のまま殺される事を希望する人間の事です。


名を連ねた国会議員の中に、3以外の人間は何人いるんだろうね、と。


つうか、ひとりでいけ。