どんぐりから

神の前に全ての人間は凡人であり、
私が天才と思う人も所詮は私より1ミリ大きいドングリでしかないのだと。


そういう事を思ったのは、決して否定的な意味合いではなく、
数量的な評価で他人に引け目を感じる心に対して、その精神は非生産的であり、かつ真実を歪めて
認識しているのだと訴えたかっただけなのであって。


一概に何がいいとは言い切れないけれど、目先の欲望に一方的に捕われないだけの賢さと
余力のほんのごく一部を他人への思いやりに回せる精神的余裕と、自分の運命を信じることと、
それらのものを全ての人間が持っていられれば、と。


そんな考えを頭の中をぐるぐる巡らしながら、そんな中で自分の余力でできることが何かあるんだろうと。


そのための具体的な行動を、そろそろ起こすべき時期なのかもしれないと。