2010-01-31 信じる者は救われる 不幸というものは、生きる事の苦しさそのものに依るのではなく、 身の運命を呪う事、人を妬む事、境遇を嘆く事といった負の感情によって生み出される。 多くの宗教は、基本的に身の境遇を受け入れよと言う。 人生の苦難の解釈は神の試練だったり、自業自得であったり色々だけれど、 正しい道なるものを示し、今の苦難など取るに足らぬ事と認めさせる。 だから、「信じる者は救われる」のだと思う。 宗教の信者を笑う、不幸な人間達は愚かなものだと思う。