信じる者は救われる

不幸というものは、生きる事の苦しさそのものに依るのではなく、
身の運命を呪う事、人を妬む事、境遇を嘆く事といった負の感情によって生み出される。


多くの宗教は、基本的に身の境遇を受け入れよと言う。
人生の苦難の解釈は神の試練だったり、自業自得であったり色々だけれど、
正しい道なるものを示し、今の苦難など取るに足らぬ事と認めさせる。



だから、「信じる者は救われる」のだと思う。


宗教の信者を笑う、不幸な人間達は愚かなものだと思う。