家庭用ロボット

自動掃除機というジャンルの商品を見ていて思ったのですが、

  • 判別可能な空き容器(空き缶・ペットボトル・食器)を所定の場所に片付ける
  • 部屋の隅々を掃除する
  • 本を本棚に片付ける、本棚を整理する

これぐらいのタスクを「ある程度」こなす家庭用ロボットは、技術的にはもう
作れるのではないだろうかと。


商品として成功するかってのは別の機会に誰かが考えるとして、また上記のタスクを
完全にこなす程の期待も持っているわけでもなく。
家の中がいつの間にか少し片付いていたら楽しいと思うし、そういうロボットは
愛着を持って使う事ができると思うわけです。
つまり、実用的というよりむしろ遊び的なものとして、そういう道具があっても
良いのではないかと。現状ではお値段は大変お高くなると思うのですが、むしろ
まずは富裕層向けの道楽商品としての位置付けで売り出すのはアリではないかなと。


遅かれ早かれ実用化される商品でしょう。家庭用ロボットってのは。
100年後か200年後か知りませんが。なら今から開発を検討したっていいんじゃないでしょうか。
てゆうか、この手の技術に明るい日本のメーカーに作ってもらいたいんですよ。
海外企業に先行されて「やられたー」みたいになる前に。
で、日本にやって欲しい理由がもう一つあってそれは、
「家庭に自然に浸透するロボットがどのようにあるべきか」という思考実験が
日本ではだいぶ進んでいるのではないか、家庭用ロボットのあるべき姿のイメージを
人々の間でかなり共有できているのではないか、ということで。
ドラえもん鉄腕アトムを筆頭とする各種のロボットものの創作物語から、
人に求められるロボット像は何かという思想はだいぶ洗練されてるのではないかなと。


ここまで書いてやっと、AIBOの事を思い出しました。あああれは分かり易い
家庭用ロボット商品だったなと。でもってWebサイト見たら実際私の考えに近い方向でも
研究が進められていたようであったり。で、もう販売は終了している模様。


私が具体的にイメージしている家庭用ロボット像のひとつが
まるいち的風景 第1巻 (白泉社文庫 や 7-5)の「まるいち」で、これは数年前に読んだ漫画で
記憶が曖昧ですが、人間の行動をトレースして作業を覚えさせるとか、顔の造形も
万人に受け入れられる愛着の持てるものとか、色々考えられてあったと思います。すんません忘れました…


…ええと。
とりあえず、日本がんばれと言いたかった。…のか?


…つかなんだこのエントリ orz