「意識」ってなんだろう、と。ずっと考えています。
「いや、もうその話は何回も読んだから」と言われるとしても、また書くのです。
とりあえず「脳の働きによって生み出されているのだ」とか、適当に言ってみます。
「寝ている時はどうして意識が無いのか」と、問うてみます。
「寝ている時に意識が無いのかどうかは判らない。むしろ、
 寝ている時の記憶が今は失われているという見方が正しい」と、答えてみます。
んー、では。記憶装置を持たずに意識が存在することはできるのでしょうか。
また、それはともかくとして。
記憶を持たない、時間軸上に点として存在するような意識があるとしても、
寝ている時の状態が示すように、そういう意識は「感じる」ことができない、と。
「考える」こともできないはず。少なくとも、仮定と結論の2ステップが必要なタイプの思考は。
んー、じゃあ。「感じ考える」の他に、意識が意識たるふるまいって、あるんかな?
違う。なんか違う。自分の論点はそこじゃない。
自分が何で意識を感じていることができているのかとか、そのへん。
自分は意識というものを観測していて、しかしその手法は聴覚や視覚とは違って、
現在の人智ではきちんと説明されてない(と思う)部分なわけです。