自分の能力が必ずしも優れていないという事を、
自覚、というか、自認する人はたくさんいると思うのです。
でも、自分の判断力とか、感覚のようなものに、
深く疑いを向ける人というのは、多分いないのだろうなと。
例えば、自分に自信がないということには自信が持てる、のような。
その辺りが多分、その人の個性を形作っている本質的な部分で、
半端な理屈や衝動では揺り動かされない、確固たる自分、のような。
理性や感情の礎になるもの、そういうものがあるのかもしれないと。
その「礎」は、人が自由であるためには邪魔なものだと思うのですが、
それを取っ払ってしまうと、その人はもう意思ある人ではなくなってしまって、
全てが無意味になってしまうのかなと。
ここんとこ日記がかなりだれ気味なので、少しこういうネタもいいかなと。