「かきゅうてきすみやかに」という言葉を初めて聞いた時、
想像した漢字は「火急的速やかに」だった。
そんなに急いでるんだな、みたいな。
「可及的」とは、できる限りとか、そういう意味ですが、
「可及的」を検索エンジンにかけたりすると、ほぼ100%
「速やかに」という形容動詞に連鎖しているようです。
例外として「可及的に」という単独使用をたまに見かける程度で、
およそその他の単語に係る例は皆無といった有様です。
なぜ、こんなことになってしまったんでしょうか。


というかそもそも、「可及的速やかに」って、
日本語としてちょっとヘンだしとか、思ったりします。
「可及的」の用法は、一般の「〓的」のそれとは別個のものなのでしょうか。
さて。
フレキシブルな日本語を守る会を自負するわたくしとしては、
もっと柔軟な「可及的」の用法を模索していきたいと思ったわけです。
可及的に。
何となく無作為に話を続けて、落ちが自然につくのを待ってたのですが、
どうにもうまく落ちなかったようです。
なんか、どうしようもない駄文になってしまいました。