10円玉には、10円の精霊が宿っているのです。
…という感じのノリで、10円玉には10円の価値が宿っているのだなと思ったりしました。
あの銅の硬貨は、10円の価値を具現する媒体に過ぎないのだなと。
千円札が一枚あるとして。
その千円札を1枚燃やすと、そのお札に宿っていた千円の価値が
ぶぁーッと分散して、日本中のお金に円当たりの割合で同化するわけです。
つまり、流通しているお金の総和をS円とすると、手持ちのお金は
1円当たりS分の千円分、価値がアップしているのです。
造幣局かあるいは精巧な偽札プリンタかなんかでお金を作ると、
それは、日本中のみんなから少しずつ価値を分けてもらって作っている事なので、
実質、さりげなく税金取られてるようなものなのです。