永夜抄を45時間ほどプレイした後で、思う。
やはり妖々夢はすばらしいと。
別に咲夜さんが弱くなったとか森羅結界が無くなって道中緊張を抜く瞬間が
無くなって寂しいとかそういう事ではなく、
永夜抄の出来がいまひとつだとかそういう事でも勿論なく。
妖々夢Stage6がとにもかくにも、もう、感動的で。
駆け抜ける爛漫の桜の背景に、飛び交う花びら、魂、蝶、扇。
あくまでもSTG。視認性の高い弾の輪郭に、それらの情景がごく自然に融合されていてとてもマジカル。いっつミラクル。
それから、とても完璧的なStage構成。
Stage1は静かに始まり、Stage3で小ピークを迎え、Stage4から本筋、Stage5で溜めて、
Stage6で一気に解放、ラストで最大に盛り上がる。
そのシナリオを裏打ちするBGM。曲の開始と切り替えの調整され尽くしたタイミングで、
プレイヤーの皆さんもノリノリと巷でもっぱらの評判なのですよ。
(表現が変なのは適当な語彙を思い付かなかった為)
まー、なんつうか、どこから褒めるにしても褒め足りない感じなのですよ。
なんか、ある意味ですね、現代の日本文化の象徴的な芸術作品だと思うのですよ。
こんなの、日本人以外の何処人が作る事ができるですかね? と、
自分の手柄でもないのにイバってみてはいかんでしょうか。


…とか思っているのは、ひょっとすると私だけなのかもしれませんな。
とにかく、妖々夢はお気に入りなのです。