一つの大雑把な原則に過ぎないと前置きして、
ものの良し悪しはパワーバランスで決まる、と言えると思う。
善悪について一つ曖昧に説明すると、
本来あるべき理想の姿に沿うものが善で、その状態から逸脱しているものが、悪といえる。
本来あるべき姿は、パワーバランスで決まる。パワーバランスの安定した状態が、
安定した自然な状態で、それを歪めようとすると、安定した状態に戻す力が働く。
安定した状態を前提に動けば、物事はスムーズに進むようになる。
良い事というのは、一応何らかの均整のとれた状態を所持していると推測されるから、
均整の取れてない、不安定な、一貫性の無いものについては、何らかの醜さ、悪いものを感じたりする。