古き良き世界

私はたぶん若者で、ネットの便利さを良く知っている。もっと普及して欲しいと思う。
老人は多分、ネットの介在しない世界の分かり易さを良く知っている。ネットが社会に必須のものでは
無いという事を知っている。ネットの無い社会の住みやすさを多分知っている。
私は一方で、ネットも経済社会も無いもっと原始的な、ただ農作物を育てて食うだけの
自給自足に根ざした世界も魅力的に思っている。
ネットが普及する事で発生する息苦しさ。頻繁に足を運ぶ必要が無くなること、24時間いつでも
手続きが出来ることで発生する弊害というのも、きっとある。それが素晴らしい世界かと訊かれれば、
まあ、半信半疑ともなってしまう。


何が言いたいのかというと、つまり大概の制度は一長一短なんだろうなということで。