だけ

「年が若く改革派であるという理由だけ」


"だけ"という言葉には、そのものの本質的な価値にかかわらず、物事の価値を矮小化させる作用がある。
物事の重みを軽微なものにしようとする力がある。
本当に価値があるものであれば、さほど重大なものではないかのように。
価値の有無が不明瞭な、個人の価値観に大いに依存するものであれば、全く無駄なものであるかのように。