行動原則

この原則に基づいて動く限り、総じてその原則が導く方向へと状況は進む。
という考えを私はいくつか持っている。だから、判断に迷ったとき、コンパスが指し示す方向
つまり判断の基準点は、該当する原則に照らし合わせて、求める。
例えば、次にあげるような考えが、自分にはある。
・私が正直であり、誠実であることは、自分が自己を欺かず、他人も同調して私を欺かず、世界が自分を欺かず、
物事を単純にして、全てをよりクリアな方向へ導く。善悪行為に正しい報いが返る。
・自分は、より身近な存在のために行動し、より疎遠な存在のためには行動しない。
・そして自分は自分のために最も行動し、自分の希望を最優先する。
・他人に施した利益は、巡り巡って自分に返ってくる。


「原則」なので、常にその通りになる(する)とは限らないけれど、半分以上の期待値で、大体そのようになる。
また、これらの原則がクリアに発動するための条件が、最初の項目でもあったりする。
最後の項目はいわゆる「情けは人のためならず」で、これを信じない人もいるかもしれないけれど、
私はこれはかなり核心を衝いている格言と見ている。
ついでに言えば、これは原則、言い換えればただの法則であって、人に情けをかけることを強要しているわけじゃない。
人から情けをかけてもらうためには、余裕のあるときに普段から人に情けをかけておく必要があるといっているだけ、だから。
他人の情けを必要としない人は、他人に情けをかける必要もない、ということだ。


何となく話がずれてきた気がするので、今はこの辺でやめとこうと思った。