遺伝子組み換えXXは使用しておりません

これ、いつまで言い続けるんですかね…。


遺伝子組み換え作物の栽培は生態系を破壊する可能性があるので反対。
だから作物自体も、作物から作られた製品も購入しない。』
という主張なら、理解できるのですが。
あれですよね、たぶん多くの人が気にしているのは、食品としての安全性ですよね。


正直アレ、人体には全然危険でもなんでもないと思いますが…。
学者の人が、種々の審査をクリアして認可された新薬に対して
『100%安全かと聞かれれば、安全とは言い切れない』
というレベルの安全性に比べて…ていうか比較にならない程安全だと思います。


作物の品種改良の方法には、放射線を当てて突然変異を誘発させて、
新種を生み出すものもあったと思います。とにかく数打ちゃ当たる的に
遺伝子を傷つけてみて、たまたま都合の良い性質を持ったものが現れたら
「よっしゃ」みたいな、そういう話ですよね?
で、そういう作物はもう、ずっと昔から生活に浸透してしまっているわけですよ。
そういうものに比べて、遺伝子組み換えの方が危険だと主張するのかと。


確かに、高い精度で意図した性質の種を作ることができるので、
本来のランダムで不確実な方法では相殺される筈の極端な性能が現れてしまう
可能性の意味では、危険な印象も残るのですが、
(だからこそ、自然界レベルの影響は無視できないのですが)
しかし人の口に入る段階まで毒性が見過ごされるなんて事は
まあー、普通有り得ないだろうと。
元は所詮食い物ですよ。タンパク質ビタミン炭水化物の塊ですよ。


と、私の認識ではそんな感じなのですが、
どうもいまいち、遺伝子組み換え作物の安全性を主張する人が少ないような気がします。
私なにか勘違いしてるんですかねえι