カラクリオデット
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なんか、はまりました。
少女型アンドロイド。です。
鈴木ジュリエッタという、何となく坂本ジュリエッタや虹のビオレッタを彷彿とさせる
著者名に惹かれて買ったような気がします。
どこがいいかと言えば、まあ、なんというか、はい。オデットさんがいいです。
表情は薄いけど無表情でなく、感情はあるけれど感情的ではないという
あいまいなラインがいいのかもしれないです。
アンドロイドというと感情面での欠陥が顕著だったり、感情が勝るとコンプレックス抱え込んだりといった
展開に落ち込みがちで、その方向性だともうちょっと膨満感がでてきてしまうのですが、
オデットさんは自然体で柔軟に対応ができているので、読了時に爽快感が残ります。
というわけで、何だか気に入ったのでした。