箱宮ケイ

漫画家の人です。
「この人はきっと有名になるね!」と内心思っています。
いや、いちおう「そのスジではきっと有名になるね!」ぐらいにしておこうか。


(たぶん)デビュー作の「墓場の恋」のできが、それはもう、非常によろしかったのです。
たった4ページのショートショート形式、童話調の物語・絵柄という特殊な形式ながら
コマ割り、吹き出し、軽い笑いはいかにも漫画的、でもコマ割りは空白を多用した大胆な構成だったり、
全体のオチは正しくタイトルを伏線としたものであったり、爽やかであったり、
死に神(登場人物)氏の結びのモノローグもウィットに富んだとでも評しますかね!


まあ、現状では、この作品を読むにはどうにかして月刊シリウス2006年5月号を手に入れるしか無かったりします。
単行本が出るとしても、一体いつになることやら…。


シリウスは、ちょいと好きな作家がいたので一時期通読していたのでした。
龍眼-ドラゴンアイ- が面白かったので、そのうち単行本で読もうかなあとか。