盲腸、なるほど。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0609/kaigai278.htm
こんな記事を読んだ。
> e-Distributionのアイデアからすると、光学ディスクドライブは盲腸のように見える。
PS3は結局、ブルーレイディスクにとことん足を引っぱられたんではないかな。
価格がつり上がったのも開発が遅れたのも、こいつのせいでは。
母体組織の販売戦略だから、決して切り離すことのできないデバイスだったのだけれど。


もしこんなものが無ければ、「e-Distribution」なるものを全面に押し出して、
PS3の世界観、存在感は現状とは劇的に異なったものになっていたかもしれない。
PS3購入を検討するような人種であれば、ブロードバンド程度の環境を持っている率は高いだろうから、
(持っていなかったところで、抱き合わせで導入させてしまったっていいわけで)
ドライブレスというモデルだって、有り得る話だ。
ギガ単位のコンテンツを落とすのは辛いは辛いけれど、別に最初に全てのデータを落としてくる必要は無いのだし。
映画や音楽などとは違って、ゲームは特定の機体でしか動作しないようにしてしまうのも、さほど問題がない気がする。
(中古市場を比較的自然な形で潰せることにもなるかな)


ユーザー的には、所有権の管理を勝手に行われてしまうのは面白いことではないけれど。