うだうだ

前内閣を苦しめた給油活動継続の新法案が国会に提出された頃、世間は亀田さん一家の話題で持ちきりであった。
なんてことを、少し思った。


うん、自分もワクワクしながら例のニュースを眺めてたから。そういう自分も含めて、少々冷ややかな
視線を向けてやりたくなったりする。


100円ショップで手に取ったお徳用セットの竹箸が MADE IN CHINA だった。
中国製品には粗悪品も含まれるかもしれないが、全体の流通量を考えれば、値段相応以上のものが大多数だろう。
自分は、良製品を安価で手に入れられた時、製造者に対して感謝の念を持っているだろうか。


一時流行った中国製品へのマスメディアの集中バッシング。また例のごとくテレビ屋に踊らされてしまったなあと思う。
あの瞬間だけ中国製品がヤバかったわけでも無いだろうに。何でそう適当なのかね。
客商売だから、視聴者にも問題があるって理屈は確かにそうなのだけど、それはそれ、
社会的使命をもっと真面目に果たそうという気概があってもよさそうなものだと思う。やっぱり他のメディアに比べても
テレビが一番酷い。社会の風潮が一方向に流れ出したら他の視点も提供するのがジャーナリズムの一つの役目だと
思うんだけど、大半の報道がやっているのは流行に同乗してさらに煽ったり祭り上げたり。


見なきゃいいのに? ………そうだねえ。というか、みんながテレビを見なくなって影響力が下がるのがいいねえ…。