穿った見方

Web上のとある文で、短い一文の中で「穿った見方」という言い回しがどうやら悪い意味で使われているようで、
文意を汲むのにちょっと手間取った事がありました。
「ん〜〜、これって誤用じゃね?」と思ったわけですが。


それで、自分も「穿った」の意味を曖昧に覚えていたので、ついでに調べてみたのでした。
辞書でもまあ解ったのですが、
http://okwave.jp/qa3795722.html
このQ&Aの方がしっくり来ました。良い意味で使うのが本流だけども、やや曖昧になってきているという雰囲気ですかね。


「穿」の文字の意味を考えてみると、穿孔の穿であり、この動作で作る穴っていうのは基本的に深い穴なんですね。
比較的強い道具を使って、穴の直径よりも深い穴や、貫通するような穴を開ける事なわけです。
穿った見方」という表現から受ける印象というのはつまりそういう事なんだなと。核心を突いていたり、
場合によっては深すぎてむしろ要点を外しているような。


という、ちょっと穿った見方をしてみたわけですよ等と全然うまくない感じにまとめたりなんかしたくないのだけれどいい切り方が思いつかないのでいいやもう。
あー穿った穿った