消費税10%とかダメだよ

消費税率のアップはそれなりに仕方のない事だと思っているけれど、民衆側がそれを
積極的に受け入れる傾向は大変宜しくないと思う。
執政側にとってこれは何の工夫も努力もない財源確保の政策であって、かつ民衆が
大きな負担を被るものなのだから「仕方ないね」という反応ではあまりに人が良すぎると
思わざるをえない。


2000年頃までの国政において消費税は5%以下で国の予算は賄えていたはずであり、
財政破綻の危機はひとえに国政の失策が招いたものだと言っていい、と思う。
問題の原因を明らかにし修復するのが先決であるべきだし、理屈で言えば恒久的な
増税の必要はないはず。


国際競争力とか高齢化社会とか時代の変化について仰る事は重々承知してますけれども、
こういう手抜き政策を「将来のために、子供のために」みたいな綺麗な表現で
ごまかす姿勢は大変いただけないし、危機感を煽って世論を誘導するような政治戦略に
まんまと乗せられている感じがして大変面白くない。


さあみんな、参院選では税率据え置きを主張する政党に清き一票を
等と言う私はどの政治団体の回し者なんだろうね!