レジストリのダメなところ
レジストリのシステムは色々ダメと思われる事が多いと思う。
- どのアプリケーションがどの情報を管理しているのかわからない。バックアップし辛いし、気持ち悪い。
- 不要なエントリが溜まる。アンインストールで掃除しないアプリがある。アンインストーラ等のツールがないと手をつけられない。
とか
これって要するに、リソースリークの状態になっているのだと思う。メモリリークが可視化されているかのような。
本来はレジストリツリーがぽっかり浮かんでるような状態ではなく、もっとアプリやモジュールと具体的に
ひも付けされているべき情報だろうと思う。基本、親のアプリが消えたら所属するレジストリ項目は
自動的に清掃対象になっているべきだろう。
普通のファイルシステムもそんな風にゴミが残りやすい構成にはなっているけれど、ファイルは
主/従で言えば主の存在になっている場合が多い(主というのはつまりそれを削除してもシステム的に
問題はないということ)し、重要なファイルにはそれなりにそれを示す属性、重要でないものでも
ある程度の属性が付けられている。だからあるタイミングで不要物を掃除できるような管理が
為されているし、ファイル名が分かればそれが何に使われるものかは調べればある程度分かる。
レジストリって、そういう情報が、かなり無いよね。
MSさんにはそろそろこいつも何とかして欲しいと思うのだけれど。