謎の検索語

どういうわけか、「Google+Docs+日記」という検索語でこの記事を引き当てる人がよくいる。
http://d.hatena.ne.jp/womby/20100313/1268467510
このブログのタイトルが「日記」で始まるために、Googleドキュメントについて書いた記事のタイトルが
うまい具合に繋がって、Google検索で上位に来てしまうためらしい。


それは別にいいのだけれど、この記事自体はさほど有益な内容ではないと思う。
気になるのは、この検索語で検索を掛けた人が、一体どんな情報を求めているのかという事だ。
実際に同検索語でぐぐってみても、「これを探したかったのか!」という情報が今ひとつ
見つからないのだ。
敢えてGoogleドキュメントを使って日記を書きたいのだろうか。そんな事を思い付く人が沢山いるのだろうか。
何かライフハック本の類でそんな手法が紹介されていたりするのだろうか。


こんなのが見つかった。
http://www.google.tk/support/forum/p/calendar/thread?tid=499677e6ad803cdb&hl=ja
『毎日ドキュメントで日記をつけていますが』
そうか、いるんだ…。いや、別段悪い事では無いと思うけど、便利なのかな?
日記というと、ブログでやるのは割とベタな発想だろう。公開が嫌だとすれば、privateな設定に
できるサービスも多いだろう。Google Docsでやるメリットとしては、検索容易な事、いくつかの
形式への変換が容易な事、ドキュメント管理の仕組みがある事、文書の装飾性がブログよりも
優秀な事…あ、割とキリがない……そうだね、活用性は高いね。


逆に不便なのは、やっぱり日記に特化してないこと。ほぼプレーンテキストならブログの方が手軽ではある。
公開するには不適な事。文書を公開する設定にはできるけど、ブログの方が閲覧性は高くしやすい。
個人的には、日記のフォーマットとしては高級すぎる事に違和感がある。MS Wordで日記を付けるような
ごてごてした印象が残る。大は小を兼ねるとは言え、プレーンテキストの方が余計な事を考えなくて
済むとか思ってしまう。


裏を返すと、Googleドキュメントの文書形式にプレーンテキスト形式もあると良いのかもしれない。
「馬鹿馬鹿しい」と言われる気もする。馬鹿馬鹿しいか。そうかもしれない。
しかし、段落等に余計な属性が付く心配が無く、予想を裏切る事の少ないプレーンテキスト形式は
やはり利点もある。コピペした時にコピペ元のフォント情報や色が残ってて「うざッ!?」と
思う経験は割と誰でもあるんじゃなかろか。


日記かあ。なるほどなー。