ろくでもない発言

興味深いことを言う人は、ろくでも無い事も言う場合も多い。
「えーそれはどうなん?」とか思う発言をする人が、割と大きな仕事もしていたりする。


間違いは、人の手本に倣わない為に起こるのだろう。主に独力で考えを構築するため、
穴が残りやすい。他人のやり方を真似ながら、大きく外れないようにしながらであれば
間違いは起こり難いけれど、新しいものは生まれない。他人から抜きん出ることは無い。


また、「言ってみるテスト」なのかも知れない。
言うだけであれば実害は無い(場合が多い)。そこで周囲の反応を見て、良好なら良し、悪ければ補正する。


あと、大事の前の小事、という場合もあるかもしれない。
小さい事に拘っていては、大きな事はできない。何を大小と見るか、善悪と見るかは
人の価値観に依るけれど、誰かの不満や犠牲を握り潰しても物事を先に進める、
そういう事はあるだろう。(原発職員の健康や地域住民の権利を細かく気にしていたら復興が進まない、というような)


表面的な発言で人の評価を貶める事の愚かさを思ったりする。
なぜ愚かなのかと言えば、人の質を見誤って損をするのは自分だからだ。