「隊長ッ! 大変ですッ!」
「何だ隊員ッ!」
「切羽詰った虚霓虹灯の管理人はッ! 結局我々をネタに小説を書くとか書かないとか!」
「……。切羽詰ったも何も、約束は昨日だった筈だが。何を今さら」
「しかも隊長! 適当にセリフをだらだら並べてるだけで、こんな物小説と呼べる代物では!」
と、意味もなく情熱的にまくしたてる隊員。
「あァ隊長ッ! 突然変な情況描写がッ! ホシはかなり焦っていますッ!」
誰がホシやねん。
「隊長ッ! 突然個人的な感想がッ! そもそも彼は小説というものを全く理解して…」
やめ。もぅ。