耳だれのある帽子が何だかほしくなったので、探してみようと思っています。


って、4日も空いてましたか。気がつかなんだ。


「人間には意志がある。ものには意志がない。」なんて書いたんですが。
それはある意味建て前だったりします。私の気持ちとしては。
熟しまくった柿の実が、秋風に揺すられてるのを想像などしてみますと、
なんかこう、柿の実はすごく地面に落ちたがっているような、そんな気がします。
それは重力に引かれているのではなく、柿の実の意志なんだと。
詩的な表現でなくて、事実そうなのではないかと、実は思っていたりします。
山の頂点に置かれたボールが、いずれかの方向に転がりだそうとしているのは
何だか迷っている人間を想起させるものがあったり、
自由な席に座って構わないという条件の時に、各人が一定の間隔で他人とは距離を
置いていたり、特定の人間とくっついてたり、離れてたりするのを見ますと、
人間のもの的な一面が、伺えたりします。
ものとひとの違いは、精神構造の単純さと複雑さの違いなんじゃないかと、
そんなことを考えたりするわけです。