戦争時代とか

中国・韓国国民の中に、偏った反日教育に対して疑問を持っている人って、いないんですかね。


1900年頃の時代は、まだ、他国を侵略して自分の国に加えてしまうという行為が
社会通念的に許容されていたと思います。
ゆえに、自国がいつ他国の侵略を受けるかもしれず、侵略を行った国を無関係の第三国が
強く非難するという事もあまりなく、自国は必ず自分で守らなければならなかった。
資源を持たない小国の島国が、領地を確保するために周辺の国々に侵略を次々に仕掛けていったのは、
自衛のためと言えなくもないし、少なくとも当時の情勢を考えれば妥当な発想ではあると思います。
ロシアや中国の気がちょっと向いただけで、簡単に併合されてしまう可能性があったのです。


侵略の過程で、不必要に先住民を傷つける事はあったのかもしれませんが、そういう話は
日本ばかりではないし、また人間にはそういう一面もあるし、また社会倫理的にそういう事を
強く非難する感覚は育っていなかったという事もあると思います。
あまり悪い事だとは思われていなかった、一般に許される事と認識されていた、のではと。
日本は文化的にも、列強に比べて劣っている部分は多々あったと思います。


そういう時代の中で、中国や韓国が日本より一歩出遅れたのは、間違いないでしょう。
戦争が正しい世界で、自国を守れずに滅びる国があったとすれば、その国が悪かったのです。
なりふり構わず発展してきた日本に比べて、文明化と情報収集を怠った国が悪かったのです。
そうしなければ、生き残れなかったかもしれない時代です。


日本だって結局、太平洋戦争で米国に負けました。
沖縄は占領され、原子爆弾を二発も落とされ、主要都市は焼け野原になり、無条件降伏です。
2005年現在、米国領日本区の住民はみんなネイティブで英語ペラペラで、日本語は古い書物と
一部の老人が記憶しているのみ、そんな事態になっていてもおかしくなかったはずです。
現状そうなっていないのは、なんだかんだ言っても米国が大人だったという事かなと思います。
(あまりに何のメリットも無さ過ぎたのかもしれませんが…でもアジア監視の基点ぐらいにはなるし)
日本人の中には不満のある方もいるでしょうが、完全に属国とされるよりは現状は許容できるものでしょう。


そういう意味で、確かに中韓との関係の補修を怠ってきた責任は日本にもあるのでしょうが、
実際問題、中韓と仲直りしなくたって、日本は困らなかった。
逆に中韓としては、日本への責任追及はもっと早い時期に行われる必要があったと思います。
日本の物腰が柔らかくなったのを見計らって、高圧的な態度に出てくるというのでは
我々としても納得しがたいものがありますし、50年前はあまりにも昔の出来事です。
そんな歴史上の軋轢をネタに未だに愚痴愚痴と子供に「日本は悪い国」と吹き込んだりして、
他人の国の教科書の内容までチェックして干渉してくるなんて、余りに偏執的で、気持ち悪い。