Vista

諸事情で、Windows Vistaの画面まわりについて色々調べていたりします。
Vistaの画面は、相当華やかなものになりそうですね。


OS側の機能として
http://www.atmarkit.co.jp/news/200604/22/vista.html
こういったインターフェースが用意されているというのもあるのですが、
通常のボタンや各コントロールに適用できる表現が、今までとは次元が異なるという程に強化されて
いる感じです。
拡縮・回転・半透明合成・アニメーションといった演出がデフォルトで使用できる環境になっており、
…つまり、今Flashで使われているようなUI表現が、Vistaのアプリケーションではごく普通の表現として
使用されるようになるであろうと思われるわけです。


そしてメモリの消費量もきっと大変なことに…


また、フォントはアンチエイリアスを使用したものが一般的になり(コレは今他のOSでは普通ですが)
UIに使用する画像は、ベクタフォーマットのものがメジャー化する可能性があります。なぜかというと、
既存のOSでは、画面をピクセル単位でデザインしているものが多かったのですが、それをやると
画面の解像度を上げた時に画面がそのまんま小さくなっちゃうわけです。それでフォントサイズを
変えたりすると、ボタンがずれたり文字が切れたり、面白くない事が起きたりする。
今後、小さな画面の中に大きな解像度を持つモニタが出てくるであろうわけで、しかしボタンが
米粒のように小さくては操作しづらくて仕方ない。
なので、
VistaのUI記述表現はピクセルに依存しない表現がデフォルトになっていて、拡縮が行われても
デザインが崩れにくく、ボタンサイズも変更されるようなフォーマットになっている。
というわけで、そういった拡縮操作に耐えられるように、フォントは元より、
ボタン画像等もラスタフォーマットのものからベクタフォーマットのものが推奨されるように
なりそうなのです。


なんて、まだよく知りもしないことを嬉しそうに語ってみたり。