損得貸借

経済というか、物々交換の本質に関わることなのですが、
原則的に、何かで人が得をした時は、誰かが必ず損をしていると考えるべきです。
つまり、自分が何かで得をした場合は、その瞬間、自分以外の誰かが損をしていると思われるわけです。


「それでいい」と何の呵責も持たない人は、多分そのうちその傲慢さに足下を掬われます。
何らかの疑問を感じる人は、とりあえず心の中の貸借表に残しておいて、作った借りはいつか返すことを
心に留めておくのが良いのではないかと思います。