金の使われ方

あまりまとまってないのだけれど、しばらく頭の中に溜め込んでてもまとまる気配が
無かったので適当に書く。 忘れるので


不要に見えるような事業に支払われる金であっても、そこから下請け孫請けに適切に金が
分配されるのであれば、その出費は有意義なものになる。
子供手当てのような正当な目的のために支払われる金であっても、それが子供のために
使われないのであれば、その出費は無駄なものとなる。


給付を目的とする金が活きるか死ぬかは、どのように使われるかに掛かっている。
国などが給付の意味を持つ(単純な支払いでない)金の出費をする際、国がどう使うかと
いうことよりも、払った先でどう使われていくかに注目する必要があるんじゃないかと思う。


官僚の天下り先企業にぬるい事業の発注が行われるような構造は悪いものだけれど、もしその先の
金の使われ方が良いものであれば、大目に見るべき事例である可能性はある。
一般的には悪銭身につかずと言われるように、悪い金には悪いものがつきまとうので、
不正なものを正しめるのは間違いではない。
あるいは時代によって、かつてある有意義な目的のために曖昧な名目で使われていた金が
後年になり構造ごと腐ってしまったというパターンもあるかもしれない。


国が金を使う場合、2次的・3次的な金の広がりを見越して行う必要があると思う。
できれば金に色が付いていた方が良いくらいだと思う。


定額給付金政策が酷かったのは、使途不明どころか、使われない(貯金される)結果になりやすい
給付形態をとっている事もある。
小渕内閣の時の地域振興券は、これよりはやり方が上手い。(期限付き・用途の明確化)