景気

景気を回復するのは政府の仕事だみたいに言う人多いじゃないですか。
違うと思うんですよ。


大々的な対策を打てるのは、確かに政府だけなんですが、しかし、
実際に景気を回復するための行動を起こせる人というのは、主に民営の会社で働く人々で、
まあいわゆる社会人と呼ばれる人々の責任だと思うんですよ。


いいものを作って、売りまくる。儲かったお金で買いまくる。これが個人的に景気のいい状態で、
それはその周辺にいる人の経済活動を活発にする事でもあって、つまり局所的な好景気に
当たるわけです。さらにそれを大規模に行う事により、大規模な好景気となるわけですよ。


「自分はそんな偉い役職に就いてないから大した事はできないんだよ」とか言う人がいると
思いますが、なんつうか、そういう事じゃないんですよ。
公務員はまた別としても、民営の会社に勤めて社会人やってますって人は、そこで価値を
生み出すのが社会的に求められる役割であって、そういう責任を放棄するのはもう社会人とは
言えないんですよ。「いや俺は社会人じゃないから」と言うならそれでもいいのですが、社会人を
名乗るのであればその責任は認識するべきなんですよ。


だから、会社勤めならその会社で偉くなって、斬新なアイデアで大きな成果を上げる事で、
景気の回復に自力で貢献できるんですよ。
そういう自分の無為無能を棚に上げて、政府の無為無能を非難する事ばかりに熱を上げるってのは全くもって
筋違いだと思うわけですよ。そりゃ政治もやるべき事はあるけど、主担当はそっちじゃないんだと。
私なんかはそう思うわけですよ。
そういう意識がなければ、政府がダメだったらずっと不景気のまんまだよと。あかん政府当てにならんわ
自分らで何とかせえへんとって考え方が当然あるべきだと思うんですよ。