「ルールを破るためにルールを作る」

この本の11ページに載ってた言葉ですが、至言だと思いました。
この本自体はWebクリエータ向けのもので、自分が持っている事にはあまり意味のないものなのですが、
ただ、特にデザイナという事でなくても、プレゼン向けその他で何らかの資料めいたものを
作る機会がある人にとっては、この手の本はそれなりに参考にすべき事が書かれているように
思われたりします。


で、タイトルの言葉ですが。
インパクトがあるべき部分にインパクトを持たせるために、受け手に基準を持たせようという事です。
基準というものはあたかも元からそこに存在するかのように、あるいは各個人が各々揺るぎないものを
持っているかのように思ってしまったりするわけですが、必ずしもそうとは限らず、
基準を自然に認識させたり、教え込んだりする事によって、発信者の都合で調整することも
可能なわけです。


で、少年誌のエロ表現とかファミコンに拡張音源搭載とか昨今の低価格化競争とかに話を持っていこうと
思っていたのですが、なんか面倒になってきたので省略します。まあなんか、そういう事です。


色々と応用の利きそうな発想だと思うわけです。