Trackman Marble買うべし

「買うべし」なんてえらそうだね。
Trackman Marbleは、Logicoolトラックボールです。

LOGICOOL トラックマン トラックボール マーブル TM-150

LOGICOOL トラックマン トラックボール マーブル TM-150

勧める理由

  1. 安い。実売3〜4000円
  2. 使いやすい。トラックボールとしてのスジがいい(悪くない)。

主な欠点

  1. もちろん、トラックボール慣れしていない人にとっては扱いにくい。
  2. ホイールが無い。代替機能を実現できるが、少々手間が掛かる。

トラックボールについて

トラックボールの普及率が、その性能に比較してやはり低いと感じられます。
トラックボールはいいものです。しかし、トラックボールはマウスに比べて
個性が強く、ハズレ製品や肌に合わないものもあります。その上概して高価です。
高価であるが故に、初心者の選択肢からは速攻で外れます。中級者の何人かは
5000円〜かけて試しに購入し、どうも使い慣れないなという理由で離れていきます。そりゃ普及しねえわ。
トラックボールの未来には、安価且つ使いやすい入門機種の存在が必須だったのです!


今回ご紹介させていただいたTrackman Marbleは、2900円から販売している店舗もあり、一般的な
リテール品マウスと比べても遜色ない価格でご提供させていただいております。
球径も十分で、人差し指・中指・薬指で操作するトラックボールとしては一般的なタイプですので、
今までそうったものをご利用になられなかったお客様にも安心しておすすめできる製品となっております。
営業トーク面倒になってきた。対称型なので左・右利きに対応でき、Logicoolだし
人間工学がうんたらかんたらでいろいろアレだとおもうよ。
私はやらないけど、トラックボールは利かない方の手でも比較的操作しやすいみたいよ?

取得した経緯

3〜?年ほど、Logicool「Cordless Optical TrackMan」を使ってて。これは非常に使いやすかったの
だけれど、ワイヤレスだったんだな。ワイヤレス自体は別にいいんだけど、しょっちゅう本体部との
通信がおかしくなって、その度に裏の「Connect」とか書いてあるボタンを押して、再接続操作をして
だましだまし使ってたわけです。同じ操作性で有線の機種が出ればいいなあ、出ないのかなあとずっと
思ってたんだけど、どうもトラックボールって奴は異様にラインナップが少なくて、バージョンアップも
あまりしない。5年も前に買ったはずの同製品が未だにほぼ同じ値段で現在も売られていて、
一応名器なのかもしれないけどPCの周辺機器としては進化のしなささがちょっと尋常でないなあと思う。


で、ある日その無線部が本格的に動かなくなってきて、こりゃ買い換えないとダメだと。
で、もう無線には疲れたので(電池周りの管理も面倒だし)、有線の機種にしようと。
トラックボールは本体動かさないんだから有線でいいじゃんかよというわけで。
で、店頭で実機を触りつつうんうん唸りながら最終的に選んだのが、サンワサプライの「MA-TB35DS」
だったのだけれど、これは結局良くなかった。ホイールが右手親指で操作できるようになっているのだけれど
中押した時にちょっとズレて画面がスクロールするような誤操作が頻発してしまって。
で、半年〜1年ぐらいか、中押しが動作しなくなってしまって。どちらかというと初期不良品に近い
個体だったかもしれないのだけれど、結局気に入らなかったので、新しいのを買う事にしたわけで。


で、見つけたのが、Trackman Marbleと。んー?Logicoolなのに安いね。ていうかトラックボールなのに安いね。
Logicoolトラックボールなのに安いね。<しつこい
有線なのはOK。球の滑りもいい。操作しやすそう。対称型か。対称型はなんかやだな−。
でも安いな。使ってみて、最悪不採用になってもいいか。
…というわけです。


これは、当たりでした。まさに昔のアレの操作感を維持した有線のソレでした。
ホイールが無いのが残念なのですが、4つのボタンにそれぞれ機能を割り振れるので、左クリック側の
小さいボタンに中ボタンクリックを、右の小ボタンにUniversal Scrollを割り振っています。
ただ、このボタンの割り振りを実現するために専用のソフトを常駐させておく必要があります。
つまり、これが常駐していない環境では、中ボタンクリックができないです。
あと、Universal Scrollってのがボタンをトリガにしてボール操作で縦横無尽にスクロール操作
できるとイイナという機能なのですが、このスクロール量がアプリ毎になんか半端無くて、
あんまり上手く使えません。無念です。

終わりに

トラックボールってのは製品別の個性が強くて、1個買っただけではその良さが分からない場合が
あるんですよ。さらに一定時間使い込まないと実際使いやすいのかどうか分からないっつう問題もあり、
それで高いので、あまり幾つも買って比較するという事が少ないわけで。


トラックボールに興味がある人に、試しにTrackman Marbleなんてどうですかと言ってみたかったのです。